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10月といえば
就学前検診や
志望高校を具体的にするなど
次のステップを考える季節です
私自身が当事者だった時も
悩みに悩みましたが
母親としての時の方が
より苦しんだ記憶があります
だって
親がどんなに努力しても
親がどんなに考えを尽くしても
決めるのは子ども自身
なのに
ちょっとした口添えさえ
その責任は重大で
子どもの5年先の将来までも
左右する可能性があるんですもの
そうです
進学は
5年から10年先まで見越して
決めなくてはなりません
小学校入学前なら
小3~中学校入学~高校進学
中学校入学前なら
高校進学~その後の進路
高校入学前なら
大学などのその後の進路
「そんなつもりじゃなかった」
「そんなこと知らなかった」
後悔してもどうにもならず
与えられた環境でやっていくしかない未来
うちの下の息子の
「え?」という経験談
□高校入学時
国公立を受験するための履修教科が
学校の授業では足らず
自分で勉強するしかなかった
□大学入学時
教師や講師の資格がほしかったが
彼の学科では数年前に無理になった
大学受験では
かなり彼に努力強いることになりました
「先生になりたい」という夢は
あきらめることとなりました
今の彼は
会社員として充実しているようなのですが
母ちゃんとしては力不足だったと後悔もあります
障がいの診断が
5歳から下りている上の息子は
保育園か幼稚園かから
その悩みはスタートしました
どうにかオムツも外れ
自分の名前も文字で認識できるようになったころ
小学校は通常級か支援級かで悩み
通常級で入学したものの
成績が追い付かない
やっと伸びてきた学力とは別に
転校先では教室にいることすらできない日々
毎年どころか
数カ月おきに
「少人数の授業をするところへ」と
学校側からの声掛けをされてました
週に何度も学校に呼ばれるたびに
支援級を考えるものの
聴覚過敏のある息子にあう学級はみつからず
中学入学の時には
養護学校高等部進学も踏まえて
支援級か通常級か悩み
生活面ではかなり落ち着いてきた高校受験では
成績も伸びて大学進学を考える彼に
内部推薦のあるところを選ばせ
大学では障がいを講師陣には伏せて授業をうけ
うまく生活できずに傷つき
1年多く大学へ通い
就職では
痛覚鈍麻があることや
注意欠陥からあきらめた車の免許がないことで
なかなか就職先が決まらず
でも今は
5年目の卒業研究で身につけた
マクロ計算を重宝されて
会社員として働いています
親の悩みは杞憂かもしれません
将来なんて誰にも分らない
それでも
可能性を摘み取らない選択
親も子どもも
後悔も
互いを非難することもない選択
時代の変化が激しい今は
親の経験は役に立つようで
役に立たないことも多いでしょう
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