無料ホームページなら お店のミカタ - 

障碍児個別指導塾 ゆうこうまぁ | 日記 | 【 だろう会話 】


MAP


大きな地図で見る

障碍児個別指導塾 ゆうこうまぁ

WEBはこちら

MOBILEはこちら

TEL : 052-977-8940


障碍児個別指導塾 ゆうこうまぁ 日記

TOP > 障碍児個別指導塾 ゆうこうまぁ 日記 > 【 だろう会話 】

【 だろう会話 】 (2022.01.05)

「日本語を覚えようね」
 
「日本語って難しいね」

 
 
私が塾でよく口にする言葉です
 
 
難しい単語は
もちろんわからない
 
慣用句やことわざも
知らないものばかり
 
そして
今一番気になるのが
「助詞」を使わないことが多い
生徒たちと私
 
 
 
 
ある生徒とのやりとりです
 
漢字にふりがな【を】
書いてほしかった私
 
 
「ひらがな【で】かいて」
 
彼は紙に
<ひらがな>【と】書き始めます
 
 
「なまえ【を】かいて」
 
今度は
<なまえ>【と】書き始めます
 
 
「あなた【の】
 なまえ【を】
 ひらがな【で】かいて」

 
ひらがな/漢字/カタカナを
区別できるようになった彼は
どうにか
ふりがな【を】書き始めました
 
 

彼はいつも必死に
私の言葉を理解しようとしてくれます
 
私もそんな彼と
お互いの意志が通じたとき
本当にうれしく感じます

 
 

でも
通じない時間が長くなると
お互いに疲れて
「もう いい」と
どちらともなく言い出してしまいます

 
  
 
彼が使う単語は
それほど多くありません
 
そして 
オウム返しの会話でさえ
【助詞】を省いてしまいます
 
そのことで
会話が成立しないのです
 
 
 
 
こんなやりとりは
息子たちとの

【Line=短い文字での会話】でも
よくあります

 
どうも通じ会えていないと感じて
通話に切り替えることも多々です
  
【了解】を【り】と書かれたり
私には難しい若者言葉なども
多用されるのでそうなるのですが
(;'∀')
 
 
 
ただ
出版されている書籍類を見ても
この傾向は容易に感じられます
 
昭和40年後半までの書籍の一文と
平成に入ってからのそれとは
明らかに長さが違います
また
余白や会話文の多さも違います
 
時代の流れでしょう
 
それでも
単語を並べるだけでは
会話は成立しません
 
 

言葉の発達段階の目安です
【0〜1歳】喃語
【1歳〜1歳6ヶ月頃】一語文
【1歳6ヶ月〜2歳頃】二語文
【2歳〜2歳6ヶ月頃頃】三語文
【2歳6ヶ月〜3歳頃】模倣
【3歳〜4歳頃】複文
【4歳〜5歳頃】コミュニケーション
【5歳〜6歳頃】物語
(参照:https://www.hoiku-partners.com/page/megu_column_20190328/)
 
 
小学校入学程度で
コミュニケーションだけでなく
自分の体験を語れる程度までを求められます
 
 
3歳児との会話で
難しい単語を
意味も分からずに使っていること
ありますよね?
 
なので
単語力(語彙力)が最も必要と
必至になる親は多いでしょう
 
でも
【助詞】の使い方を
正しく教えることに力を注いだのは
学校の授業が始まってから
ではないでしょうか?
 

【お】と【を】
【え】と【へ】
【わ】と【は】
 
これらの読みの違いだけで
止っていませんか? 
 
 
 

英語の勉強で
【単語】
【文法】
【聞き取り】
【発音】
それぞれ苦労しましたよね?
 
同じように
母国語である日本語にも
それらは必要なのです

 
それが国語という教科であり
日々の会話です
 
 
一緒に生活しているのだから
【通じるであろう会話】
 
この場面だから
もう○○歳だから
【わかるだろう会話】
 
 
 

【だろう会話】はとても危険
 
親しみのこもった会話と
それとは
違うことに気づきましょうね
 
私も気を付けます(;´・ω・)

日記 一覧へ戻る


このページのトップへ

【PR】 めぐみピアノ教室えん蔵 中央林間低価格喫茶カズ森フルート教室あすなろ接骨院 滝ノ水院